雪の街叙情曲

アーティスト: てくね

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コメント
izkdic こんばんは、izkdicです。
早いもので、apoiさんとも5回目のコラボ合作になりました。

楽曲はてくねさんより。ボカロ曲としては珍しい(と思う)オーケストラです。apoiさん選曲。
2010年10月に発表された曲ですが、2021年に音源の調整が実施されており、
今回使用させていただいたのはその調整後の音源になります。
比較的落ち着いた感じのAメロ、Bメロに対し、堂々と大きく盛り上がるサビがとても印象的。
オーケストラは、いいぞ。

地味に前回の合作の時点で曲候補としては挙がっていたのですが、
こんな曲名なので冬祭りの方に流れることになりました。
キー種は本ペアでは初となる9A(僕提案)。移動要素を一切含まないキーは2回目。
冬だよ、冬だよ、を↓→←↑、↓→←↑で取ってラスサビでは左右同型にしたら面白そうみたいな感じで提案しました。
apoiさんからは12もしくは11Wという提案をいただいていましたが、
僕の中で当該部分が「片手」のイメージだったため無理をいってこっちを採用していただくことに。

個人パートは1番です。事前に1番は歌メイン、2番は伴奏メインと決めておいたので、
ボーカルパートをメインにしながら、土台を整えつつラスサビへの布石を打つような役割を担いました。
この曲は伴奏に比べてボーカルが細かいため、2番に比べて1番は全体的に密度が高くなっています。
そんなに細かいことは考えず、のびのびと作れました。

合作部でメインとなるのはラスサビ後半ですが、こちらについても僕側に結構明確なビジョンがあったため、
そのビジョンにapoiさんに乗っていただくような形で構成されています。
基本表現は僕がやって、apoiさんに躍動感をプラスしていただいたような感じ。
一部採譜に困る部分こそありましたが、表現・構成面での衝突はほぼなく、とてもスムーズでした。

多鍵図書館名義の合作作品は、これまでは上級者向け(僕基準で★×30前後)のものばかりだったのですが、
今回は一転して易しめ、中級者向けの難易度に仕上がりました。
(ある種、これくらいの難易度だから方向性が僕寄りになったと言えるかもしれません)
一応想定難易度は☆7~8程度という設定だったのですが、それよりも簡単になりましたね。
順当に密度の高いラスサビ後半が難所でしょう。あと一部分でフリーズが厄介になるかも。

さて、本作ですが譜面難易度とは裏腹に、精度をとるのは結構大変です。
そもそも12分主体というのが曲者(BPM138の12分はBPM207の8分と同じ速度)なのですが、
加えてところどころ24分による強いハネが発生しています。幸いにも16分はありません。
(24分のハネは基本的に伴奏のトロンボーン?を反映したリズムです)
また、ラストに装飾音符があるのも地味に厄介です。
本作がapoiさんのところで公開されているのは要は「そういうこと」なので、
頑張れる人は頑張ってください(殴)

apoiさんへ、この度は合作お疲れ様でした!
キー種といい構成といいこちらのわがままでいろいろと振り回してしまい、本当にすみません\(^o^)/
お互いにあまり作譜したことのないジャンルの曲ではありましたが、
その中で2人の作風による面白い化学反応が見られたのでよかったです!
apoi apoiです。今回のイベントでもizkdicさんとの合作をしました。

今回譜面を制作した楽曲は、てくねさんの『雪の街叙情曲』です。
何がきっかけでこの曲に出会ったのかは思い出せないのですが、
おそらくニコニコでボカロの冬曲を聴いて回っていた時に偶然出会ったものと思われます。

はじめて聴いた時から「素敵な曲だなぁ」と感じたので、ひとまず氏のウェブサイトを訪問してみると、
楽曲はフリーで配布されており、楽曲の利用に関しても自由に使用しても構わないとのことでした。
そんなわけで、「いつか譜面を作ってみたい」と思っていた楽曲の一つだったんですよね。

実際に制作するきっかけとなったのは、izkdicさんとの合作用の曲決め会議です。
2023年の夏の多鍵祭に向けた曲決めの際にこの曲を提案してみたところ、
よい反応が得られたので、合作で譜面を制作することに。
曲が曲なので、冬のイベント向けに制作することに決定しました。

制作するキーに関しては、私は12keyか11Wkeyのイメージを抱いていたのですが、
izkdicさんの提案キーである9Akeyに決定しました。
結果的にこれは正解だったと思います。普段作らないキーではイメージが湧きづらいものですが、
いざ制作してみるとほかのキーであってもイメージが膨らむものですね。楽しく制作できました。

譜面に関しては、各々のパートでどの音を追うかなど、あらかじめ全体の大まかの構成を相談してから作り始めました。
その結果、綺麗な構成の譜面に仕上がったと思います。大枠が決まっているので、細部の構成も決めやすかったですね。

激しくない曲調も相まって、この2人の合作としては落ち着いた難易度に仕上がりました。
イベントはここから始まります。冬の空気に身を包み、お出かけの支度は万端ですね!