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No. 271 ★×41
1作目からかなり難しい5key譜ですが、易しいゲージもありますので、気になる方は是非プレイ頂けると嬉しいです。
以下、作品に関する感想などのコメントです。
合作のきっかけとしては、自分がXで、
自分が初心者に作譜を教えるとみんな続かない。。みたいなことをぼやいていたら、
apoiさんから、教えて下さい!という旨のリプライが来て、そこから合作になりました。
apoiさんは多鍵の最も代表的な作者さんの1人ですし、逆に自分から教えられることってあるのかな…
とも思いましたが、ここ最近では5keyの難譜面も作られていて、とても楽しみになりました!
楽曲は、今回はapoiさんに提案頂きました。takehiroteiさんの楽曲は、自分は別の曲を以前聴いたことがあり、
音ゲー映えする展開の多い印象でした。本楽曲は初見(初聴?)でしたが同様の印象で、
自分も作ってみたい気持ちがあったのでありがたい選曲でした。
ただしBPMが304、曲長も5:57と長いので、総作業量は計223ページとなり、ちょっと長丁場となる覚悟を決めていました(
譜面の組み立てとしては、2:15-2:40付近の縦連映えしそうなパートや、終盤を難所とすることを、
事前に相談して決めてから作っていくことになりました。縦連といえば自分ということで(?)、
長月が担当させて頂いた2:15-2:40がどうなっちゃったのかは譜面をご覧下さい(
apoiさんの譜面の印象としては、多鍵ならではの手移動を大事にされていると思いますが、
5key譜面も自分の固定観念にとらわれないというか、自分にとっては新鮮な組み立てをされることが多いイメージでした。
合作を通じて個人的に感じたこととして、音の高低や強弱とは別に、自分よりももう少し配置の打鍵感を
重視されているのかも、と思いました。
また、最も大きな違いは、自分が片手5key勢、apoiさんが両手5key勢というところです。実際にお互いにとって
自然な感覚で配置を組んでみたとき、片手両手という違いもあり、欲しい配置がそれぞれ異なる、という場面が
いくつかあったと思います。このことから、合作パートで譜面の根幹的な要素は合意を得ながらも、
枝葉の部分は各々の好きな配置をそのまま入れている部分もあります。
そんな(自分視点では)作風の異なる自分達ですが、お互い遠慮せずに意見を交換しながら作っていきました。
最初の合作パートの合作案を考えたときは、自分の手癖でapoiさんの素案寄りになってしまいましたが、
apoiさんから、もう一声、と追加で調整頂いてからは、段々と加減が掴めてきたような気がします。
作業量自体は多い作譜となりましたが、それぞれ良い感じにまとまり、
そんなに難航するような部分は無かったと思います。
難易度について。今回は難譜面合作ということで、作り始めた頃は片手★9~10くらいかなと思っていましたが、
結果的にはそれよりもう少し難しい片手★10~11くらいになった気がします。
自分が作れる譜面の中では最難関の部類です。
この辺りの難易度で合作出来る方はある程度限られてくると思うので、難譜面沼にいる自分としてはありがたい限りです。
(もちろん易しい譜面を作ることも好きですが)
ゲージは今回はノルマ制(VeryEasy、Easy、Normal、Heavyの順で難しくなっていきます)なので、
頑張れそうな方は体力配分に気を付けながら攻略を目指してみて下さい。
合作名義についてですが、二人で考えた結果、お互いの特徴から連想される語として、
多鍵メインのapoiさんからPolychrome(多色の)、騒がしい譜面を作りがちな自分からShouts(叫び)を組み合わせています。
お互いの雰囲気的には大人しい?ような気もしていますが、譜面は大人しくない気がするのでイメージに合うと思います。
ちょっとバンド名みたいですね(自分は歌ったり演奏したりは出来ないですが。。)
apoiさんへ、1作目から重めの合作となりましたが、製作お疲れ様でした!
今回(24W)はお互いに合作を複数かけ持ちしていて、apoiさんはイベントの運営もして下さっているので、
色々と大変でしたね;
限られた時間の中でも、内容についてしっかり議論出来て、充実した譜面になりましたし、
自分はとても勉強になりました。
今回は難易度や作業量等重くなりましたが、次はもう少し余裕をもって、
仮に難譜面でも軽くしても良いかもしれないですね。
また良い曲が見つかったら、是非また合作しましょう!
No. 210 ★×21
今回の合作では、難片手5key制作の第一人者である長月さんとの難5key合作が実現しました。
最近私の中で、5keyと7keyの難譜面制作上達の必要性をひしひしと感じていたので、難片手5keyの制作経験が豊富な長月さんから制作の方法を教えてもらえたことは、非常に貴重な体験となりました。どうもありがとうございました!
さて、今回の合作の選曲は私からの提案なのですが、実は提案した楽曲は2曲ありました。
もう1つの候補楽曲は、作曲者が同じで、今回制作した楽曲同様激しい曲であるものの、楽曲の時間は2:20とお手頃な長さでした。なので、私としては「(選ばれた方の曲)は長すぎてお互い負担が大きすぎるだろうし、選ばれるにしても(短い方の楽曲)かな~」と思って長月さんからの返事を待っていたのですが、長月さんは迷うことなく長い方の曲を選ばれたので、「これが長尺曲での作譜経験の差……!」と少しひるむことになってしまったのでした。完全に曲を提案した私の責任なんですけどね。
さて、無事に楽曲が決定した後のパート分けは長月さんが引き受けてくださったのですが、提案されたパート分けを見てみると……とにかく合作パートの量が多い!合作パートだけでも一般的な音ゲーサイズの楽曲1曲分相当の尺があるのです。「これが長尺曲での作譜を日常的にこなしている猛者のパート分け……!」と少々圧倒されそうになったのですが、譜面制作時の思考パターンを教えてもらう立場上、合作パートが長いことは喜ばしいことではあるので、結局は嬉々として受け入れることになるのでした。
そして、いよいよ作譜作業に入ります。
楽曲冒頭付近の合作パート……このパートの難易度で楽曲全体の難易度の方向性が決定づけられる、重要なパートです。お互いに案を持ち寄ることに決まり、私の分の配置案が完成したので、「ちょっと難しくしすぎたかな」と思いつつ長月さんの案を確認すると……手加減した長月さんの案の方が私の案よりも高難易度でした。
しかも、その譜面を私が「両手で」プレイしたときのミス数と、長月さんが「片手で」プレイした時のミス数がほとんど変わらなかったのです。正直、「うわぁ……」となりました。片手5keyプレイヤーの本気、ちょっと理解できない領域かもしれないです。
そんなわけで、片手での打鍵感を考慮しながら制作する限り、私の実力では難易度のコントロールが困難な難易度で作譜を進めることになりました。密度グラフを頼りに、低速でのテストプレイで打鍵感を確認しながら作り進めます。
両手でプレイしてその打鍵感をフィードバックし、譜面に修正を加えてゆくこともできたのですが、あくまでも「片手で打った時の打鍵感が曲とマッチしているか」を判断基準に作り進めています。
これは私が自分の作譜スタイルで誇りに思っていることなのですが、
(※しばらく自語りに入ります)
私は作譜するときにほぼいつも気を付けている項目として、「曲を通して譜面がつっかえることなく自然な推移を遂げること(すべての位置でコンテキストに沿った配置をしていること)」と、「それぞれのパートを打鍵したときに得られる感触が曲にマッチしているかどうか(すべての配置に違和感がないこと)」があります。長月さんからも言及がありますが、私は音階の表現といった、一般的にはより直感的な配置が好まれる項目であっても、「その範囲内での配置がその周辺の配置と調和を保っていること」と、「その範囲内での配置を切り取って押したときに、曲を聴いて感じられる印象を再現できていること」を、より重視します。私の表現方法の方が少数派であることは、これまでに経験した数々の合作からわかっていたことではありますが、長月さんがこのような作譜スタイルを見て、何か新しい刺激を感じてくれたとするならば嬉しいですね。
(自語りここまで)
そして充実した議論の末、ついに譜面が完成。ゲージ設定は普段の長月さんの譜面同様6:40のオリゲという選択肢もあったのですが、途中で落ちてしまったら悲しいよね、ということで90%のノマゲを提案しました。私と同じくらいのスキルを持った両手5keyプレイヤーなら、中盤までに稼ぎ、中盤で大きく削られ、終盤までにほぼ全回復し、その後の発狂で耐えるというゲージの推移になるであろう想定だったので、どうせ片手の長月さんも同じくらいのゲージ推移になるだろうという確信があったのですが、見事に想定通りのゲージ推移になっていたので、やはり「片手5keyが上手い人はすごいなぁ」と思ったのでした。
今回の合作を振り返ると、濃密な5key作譜体験ができ、自身の5keyへの理解を深めることができたと思います。また合作をする機会がきっとあるでしょうから、それまでしばらく一人で5keyの譜面を作ってみて、次回はより深いところまで配置を検討できるくらいまでには5key制作の腕が磨ければと思います。