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No.385 / ★×20, 34
apoiさんとの合作も6回目。今回は多鍵図書館初の2譜面作品になりました。
楽曲はrさんより。「文明があったけど自然に還った地」がイメージされるエスニックダンスです。
2022年3月1~28日に開催されたBMSイベント「PABAT! 2022 seasons -sumoriforest FES-」参加曲。
選曲はapoiさん。曲自体は都市計画とかあの辺の時に紹介してもらったものですが、
2024年前半での段位完成を諦めたapoiさんから、この曲でやりませんかと持ち掛けていただきました。CelticとかIrishとかを始めとする民族調の曲ってすごく好きなんですよね。
この曲についてはリズムや笛が明るさを演出していますが、
その裏に「翳り」が少し見えるのがめっちゃいいのですよ。
作譜イメージが7iで一致したので、多鍵図書館としては2回目の7ikeyに。
ここで、僕のイメージは大体難易度表基準で☆9~10くらいのものだったんですが、
apoiさんから「3つ押しを入れて☆11~12くらいにしませんか」という提案をいただき、
最終的に両方やってみることになりました。
難しい方は当時☆11だったオレンジの約束より難しくするという方向でまとまりましたが、
その後同作が☆12に昇格したため、この譜面も当然(?)☆11~12には収まりませんでした(真顔)
【7ikey / Harmonious】
データ上は2譜面目で、apoiさんの構想に寄せた方の譜面です。
apoiさんが基本的に打鍵感のよさをめちゃくちゃ気にされる方なので、
それに乗っかりながら自分にできることをいろいろ探しました。
部分的に装飾が多い曲なのでその辺をどうするかは悩みどころではありましたが、
大筋はスムーズに完成まで進みました。7iは3つ押し譜面を形にしやすいのかも(私見)
打ちやすい物量譜面という全体イメージの中に、意識的に打ちにくさを狙った配置を入れてみました。
☆12+(易)ドンピシャな難易度だと思います。
かくして順調に作譜が進んだので、そのまま意気揚々と下の難易度の作譜を始めたのですが――
【7ikey / Conflicting】
データ上は1譜面目で、僕の構想に寄せた方の譜面です。
曲の聴こえ方や捉え方。曲のリズム感の解釈。作譜上どの部分を重視するのか。
全ての要素が見事なまでに絶望的にかみ合わず、合作パートのすり合わせは混迷を極めました。
なんでHarmoniousがあんなにスムーズに進んだんでしょうね???
そもそも最初の4小節の時点で見方が全然違うんですよ。逆に面白かったレベルです。
「もうここまですれ違ったなら完成させるしかない!」という謎の意地のもと、
最初の合作部が通っただけで「kachiakchiakchiak,chia」できるほどでしたが、
なんとか最後まで通すことができました。多鍵図書館史上最大の危機でしたね……。
上はわちゃわちゃやって楽しむみたいな譜面なので、こっちの方が表情付けが見やすいと思います。
179°くらいすれ違った合作でしたが、その中でどういう風にまとめていくのか、
そして結果的にどんな形でまとまったのかが見える、興味深い譜面内容になりました。
上が遊べる方にも是非こっちを見ていただきたいです。☆8くらいだと思います。
長くなりましたが、今回も合作にお付き合いいただき本当にありがとうございました!
今回は本当にいままでになかった体験ができたと思います。
こうやってぶつかって初めて見えてくる考え方とかもあるので、とても面白かったです。
なんにせよ、とりあえず無事に完成してよかったです\(^o^)/
No.209 / ★×7, 14
選曲は私からで、izkdicさんが好きそうな曲だなぁと思って提案したのですが、
思った通り、izkdicさんの心を射止めたようで、しめしめといったところです。
キーが7ikeyに決まると、私からの提案で、上の譜面に関しては3押しを解禁することになりました。
曲のリズムが複雑に絡み合っているので、同時押しも複雑に絡み合わせてそれを表現したいという意図です。
上の譜面に関しては目論見通り、曲の複雑なリズムとアクセントを意識した譜面が完成したと思います。
問題となったのは下の譜面です。私はこの曲は4つ打ちの規則的な強勢があるというよりは、
より細かい単位で不規則に強勢がきているように感じられたので、少ないノート数で譜面を作るなら、
極力4つ打ちを回避した表現にしたかったのですが、この見解がizkdicさんと真っ向から対立したのです。
調整は困難を極め、一時はお蔵入りの危機に直面するほどでした。
最終的にはなんとか双方が納得する配置に落ち着かせることができ、
それどころかかなり楽しいと感じられる譜面に仕上がりはしたものの、この譜面の合作は過去一大変な合作でした……
このコメントを、譜面をプレイする前に読んでいる場合は、ぜひ4つ打ちの中にも強勢のばらつきがあることに
注意を向けてみてください。「ああ、こうやって解決したんだな」と納得できるはずです。
最後に、合作相手のizkdicさん、今回も合作のお相手ありがとうございました!
まさかこれほどまでに大変な合作になるとは思いませんでしたね……
譜面の作り方がほぼ正反対な2人ですが、そういった2人だからこそ作り出せる譜面があると思っています。
これからもイベントごとに合作をしましょう!